昨日は娘の足と靴について書きました。
今日は、足の変形について書いていきます。
足の変形によって、腰痛、肩こり、猫背など
体の不調も引き起こします。
足指の変形
足指の変形は大きく5つに分けることができます。
・外反母趾
・内反小趾(ないはんしょうし)
・屈み指(かがみゆび)
・寝指(ねゆび)
・浮き指(うきゆび)
アーチが原因のものは開張足や扁平足がありますが、
後日書きますね。
外反母趾
親指が小指側に曲がっている状態です。
本来の親指は、かかとから親指のつけ根を結んだライン上に
まっすぐに伸びているものです。
このラインと親指の間に、手の指が1本入れば
「外反母趾予備軍」、2本入れば「外反母趾」となります。
この方は指が3~4本入りそうです。
内反小趾
小指が親指側に曲がっている状態です。
小指も本来は、かかとから小指のつけ根を結んだライン上に
まっすぐに伸びているものです。
屈み指
足の指が地面に向かって曲がっている、おじぎをしているような状態です。
本来は足指はまっすぐに伸びているものですが、
靴、ソックス、筋力不足など、いろいろな要因で曲がってしまいます。
サイズの大きい靴を履いた場合、足が前に滑らないように足を踏ん張るからです。
暑い時期にビーチサンダルのお子さんをよく見かけましたが、
足もとを見ると、100%屈み指です。
この方は上から見ると親指以外の爪が見えません。
正面から見ると爪が全面に見えますね。
寝指
足の指が横に倒れている状態です。
本来、爪の位置は上を向いているのですが、斜めや横を向いてしまったものです。
薬指や小指に多く見られます。
内反小趾と併発していることが多いです。
上の方は小指が斜めを向いてしまっています。
下の方の右足は真横を向いています。
浮き指
足の指が地面についていない状態です。
本来は、足の指は地面にしっかりとつく、地面を押えるものです。
かかと重心になり、バランスを取るために姿勢も悪く仇なり、
しっかりと立つことができません。
改善させよう!
ゆびのば体操
足指を広げて伸ばす、ゆびのば体操が有効です。
足の指先が、足とは逆の手の指のつけ根から少し見えるようにして
足と手を組みます。足指の根元に隙間ができるようにします。
足と手のぷっくりしたところ(拇指球)同士をあわせて
手で足指の先を温める感じにし、
足指を甲の方に5秒間優しく伸ばし、逆に5秒間優しく伸ばします。
力をいれず「優しくソフトに」です!
ゆびのばソックス
ゆびのば体操はとても有効なのですが、15分ほどしか効果が持続しません。
自然と戻ってしまいます。
ゆびのばソックスは足指を広げて伸ばすことと、
3つのアーチの矯正効果があるで、
ゆびのば体操の効果を持続させることができます。
ゆびのば体操と併用するとgoodです!
トレーニング
足指じゃんけんや足のグーパー運動、つま先立ちも良いですよ。
お子さんと遊びながらトレーニングができますよね。
つま先立ちは指先だけで立てるように意識してくださいね。
テーブルなどにつかまって行ってもOKです。
無理のないように行ってくださいね。
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