昨日は生け花のおけいこ日でした。
おけいこは国立にある先生(77歳)のご実家で行なっています。
先生は華道歴は55年ほど、茶道歴は60年ほどの方です。
珍しいものが床の間に掛けられていました。
訶黎勒(カリロク)というものです。
絹製の袋の中にはカリロクの実が入っています。
奈良時代の頃から香薬、邪気払いとして用いられ、室町時代に華やかな掛け香となったそうです。
残念ながら、香りはしませんでした。
カリロクの予備の実があったので出していただきました。
先生のお宅の2階にはお茶室があり、先日、炉開きをしたそうです。
茶人のお正月にあたる、おめでたい行事で、同時に「口切りの茶事」も行ったそうです。
茶壺は意外と大きいです。茶壺って「ずいずいずっころばし」の歌に出てくる茶壺、お茶壺道中の茶壺、その茶壺のことなのだそうです。100円玉を置いてみました。
今回は1階の和室に飾ってくださっていて、生け花では20年以上先生のお宅に通っていますが、今までタイミングが悪かったのか、初めて拝見しました。
まだまだ知らないことがたくさん。
身近なところから、日本の伝統文化や歴史を学んで行きたいです😊
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